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> 4. 資材の安定供給 |
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国産材:杉、桧を使用してモリアンの不燃木材を製造しています。 |
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世界的な木材需用の増加、資源ナショナリズムの高まり、為替の動向などを背景として外材輸入の先行きは不透明さを増しています。 |
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日本の森林は増えていっているので材料が豊富にあり、安定供給が可能です |
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日本の森林はどうでしょう?
1990年の日本の森林を100u (10m×10m)の土地と100本の樹木にたとえると、面積は2000年も変わらず100uです。
一方、1990年は人工林に50本、天然林に50本あった樹木については、主に人工林から毎年1本ずつ使っていますが、それでも、毎年、人工林で2本、天然林で0.4本ずつ増え、2000年には、人工林71本、天然林54本、合計125本にまで増えています。 |
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日本の森林面積などの推移 |
区分 |
面積(千ha) |
蓄積(千万m3) |
面積当たり蓄積(m3/ha) |
人工林 |
天然林 |
人工林 |
天然林 |
人工林 |
天然林 |
1990年 |
10,253 |
13,518 |
148 |
148 |
144 |
109 |
2000年 |
10,338 |
13,320 |
211 |
160 |
204 |
120 |
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資料:2000年世界農林業センサス結果概要(農林水産省) |
国内の森林資源が充実しつつある中、合板での国産材利用量はここ5年間で6倍、集成材では2倍に増加するなど、国産材が見直されてきています。 |
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資料:合板:農林水産省「木材需給報告書」、「木材統計」、
集成材:林野庁業務資料
注:集成材は製品、合板は素材の量 |
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木材を使うと森が育つ
今、世界的に森林が減少しており、大きな問題となっています。森林保護のためには木材を使わない方がよい、という声もありますが、そう言い切ってしまってよいのでしょうか?林野庁では「もっと木材を使いましょう!」と言っています。 |
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どうして木材を「使う」ほうがいいのでしょうか?
一口に「木材」といっても、それがどのような森林からどのようにして生産されたかは様々です。木を伐らないほうがいい森林もありますし、逆に、木を伐って木材として使うほうがいい森林もあるのです。
私たちの暮らしている日本の森林は、住宅の柱など材料としての「良い木材」を得るために、人々が植えた「人工林」が4割程度を占めています。この人工林の木々はまだ比較的若くどんどん生長しているのですが、このような森林を手入れしないで放っておくと、もやしのようなひょろひょろの木がぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態となって、幹も根も十分な成長ができなくなります。
また、地面まで光が届かないために、森林の下層植生が生えず、土壌がむき出しのままになってしまい、大雨が降った時には土壌が押し流されて山が荒れたり、下流の人々の生活を脅かすような被害も出てしまうのです。
このように森林には、土壌を維持する働きがあるばかりか、水を蓄えたり、空気を浄化したりする働きがあります。
この他に、とりわけここ数年、地球温暖化を防ぐ森林の働きが重要視されています。これは、木々が光合成することによって、温室効果ガスである二酸化炭素を吸収して蓄えることにより、大気中の温室効果ガスを減少させることにつながるのです。
このような森林のもっている様々な機能を十分に発揮させるには、適切に手入れすることが必要です。森林の手入れをする担い手達は、伐った木を売ることで収入を得て、それを元手にして苗木を植え、森林の手入れを行っているのです。
このため、もしも私たちが木材を使わなければ、せっかく伐った木が売れなくなりますから、担い手達は収入を得ることができなくなり、森林の手入れもできなくなってしまうのです。
木材を有効利用することにより、「植える→育てる→収穫する」という森林のサイクルがうまく循環し、林業の生産活動も活発になり、森林のもっているさまざまな機能も十分に発揮されるようになるのです。伐ったら、植えて育てること、ちゃんと管理されている森林から生産される木材をちょうどいい量だけ使うことが重要なのです。
しかし、一方で、樹木の生長する早さには限界がありますから、もしも、それを上回るスピードで木を伐っていくと、最後には山に木がなくなってしまうでしょう。
つまり、木材を使わなさすぎてもだめ、使いすぎてもだめ、ということになります。日本の森林は、全体的にみると「使わなさすぎてだめ」な状態になっています。
だから、もっと皆さんに木材を使ってもらうよう、呼びかけているのです。 |
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地球温暖化の防止にも役立ちます
木材を使うことは、二酸化炭素の貯蔵、排出抑制を通じて、地球温暖化防止にも貢献します。
例えば、木材を住宅や家具にたくさん利用し、手入れをしながら大事に使い続ければ、木材の中に固定された炭素をそれだけ多く、長い間蓄えることになり、大気中の二酸化炭素の濃度が上昇するのを抑えるのに役立ちます。つまり、木造住宅を増やしていくことは、街にもう一つの森林を造ることと同じような効果があるといえます。 |
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また、木材は、鉄やアルミニウムと比べ、製造や加工に必要なエネルギーがとても少なくてすみます。ですから、これらの資材の代わりに木材を使えば、その分だけ省エネルギーにつながります。
最終的には、石油などの化石燃料の代わりにエネルギーとして利用すれば、その分、さらに二酸化炭素の排出を抑制することができます。 |
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地球温暖化防止、日本の約束はマイナス6%。
その2/3は国産材の活用にかかっていること、ご存じですか? |
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○認定番号 H22−T−26 |
○認定した事業体
(1)名称/株式会社モリアン
(2)所在地/大阪府岸和田市木材町18−1
(3) (2)以外の木材取扱事業所
京都支店
京都府南丹市日吉町佐々江道奥谷65−1 |
○認定した業務区分
木材卸売業、木材小売業、その他木材加工業 |
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○登録番号 14002 |
○事業体の名称及び所在地
(1)名称/株式会社モリアン
(2)所在地/大阪府岸和田市木材町18−1
(3) (2)以外の木材取扱事業所
京都支店
京都府南丹市日吉町佐々江道奥谷65−1 |
○地域産材管理責任者の氏名
分別管理責任者/松本 敏治
品質管理責任者/松本 敏治 |
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